バイオカイトとは?
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バイオカイトとは、今までとはまったく違った新しいタイプの凧(カイト)。スポーツカイトの部類でもなく、形状や揚がり方に特徴がある商品です。初心者でも簡単に200mも揚げられるものから、カイトの特徴をうまくつかみ思うように操作する楽しみを味わう上級者用の商品まであります。
バイオカイトに対する思い
「バイオカイト」は2001年12月20日、クリスマスの押し迫った時期に日本で発売され、すぐさまテレビやラジオ、新聞、雑誌などで取り上げられました。
まもなく、ある福祉施設の先生から、「私は、福祉施設で働いております。テレビでバイオカイトが誰でも簡単に走らずに揚げることができるということを知り、ぜひ障害を持つ子どもたちにも揚げさせてやりたいと思います。車椅子の子どもでも揚げられますか?」という内容のお便りが舞い込みました。
私は、すぐに発売して間もない「バイオカイト」を持ってその福祉施設を訪問しました。私が、施設に到着したときには、その場にお母さんと障害を持つ子どもたちが、私とバイオカイトの到着を待っていました。「この子どもたちを本当に楽しませることができるだろうか?」一瞬、そんな不安が脳裏を過ぎりましたが、すぐに「何とかこの子どもたちを喜ばせたい」という強い思いに代わっていくのを感じました。
校庭でバイオカイトの凧揚げ大会が始まり、みんなの前で、まず、私が模範として、「バイオカイト」を飛ばして見せることになり、緊張しつつも、バイオカイトの性能を信じて飛ばしました。「バイオカイト」は、校庭の空を優雅に飛行し、校庭が子どもたちの笑顔で埋まりました。そのあと、次々に車椅子に乗った子どもたちや、お母さんが、「バイオカイト」を楽しそうに飛ばす姿を見ながら、この古くから伝承された遊びを、今までいろいろな理由で楽しめなかったたくさんの人に楽しんでもらえるようにバイオカイトを発展させ、21世紀を代表するカイトとして次の世代に伝えたいと感じました。
また、「バイオカイト」を開発した伊藤博士は、「この新しいカイトは熱力学以外のすべての理科の要素をもっている。ぜひ、理科教育に役立ててほしい」という願いをバイオカイトと当社に託されました。このような思いを基に「バイオカイト」の製造の一部は、日本の障害をお持ちの方々に参画していただいています。
2002年の暮れには、念願の「第一回車椅子バイオカイト大会」を開催いたしました。また、学習教材として、日本の小学校や中学校で採用され始め、神戸市や伊丹市などの小学校などでは総合学習の教材として、採用いただきました。
凧揚げの楽しさは、世界中、老若男女、ハンディキャップを問わず、共通のものであります。このすばらしい「伝承遊び」を「バイオカイト」で経験し、皆さんで次の世代に伝えていただきたいと心より願っております。
株式会社森久エンジニアリング
代表取締役 森 一生





